日頃どうやって自分の心を満たしたり
癒したりしていますか。

仕事に行き詰ったり
忙しさに押しつぶれそうになることは
誰にでもあることです。

そんなときどうしたらよいでしょうか。

1. 心が穏やかになる合図の音

私の趣味の一つは海外旅行。

毎年、必ず長期休暇をとり、
行きたい国を選び、
予定は細かく決めず気ままな旅をします。

どこに行っても立ち寄るのは、美術館

写実主義でも
印象主義でも
絵画でも
彫刻でも
そこにこだわりはありません。

私が好きなのは、
美術館のカフェから聞こえてくる
あのティーカップがぶつかり合う
「カチャカチャ」という音

私にとって
心が穏やかに
豊かにする合図の音です。

時間に追われる日々から離れて、
自由な鑑賞を楽しんで、
疲労を癒やす。

高い天井に響く「カチャカチャ」が、
旅の一瞬を特別なものにしてくれるのです。

2. 講師としての成長、新たな発想の源

講師になりたての頃は
PCの前にかじりついて
学んでいました。

アイデアが浮かばず
新たな研修をどのように進めればいいのか
行き詰まり

フッと外に出たとき
あきらめてお風呂に入ったとき

頭の緊張がゆるみ
「あっ!そうだ」
とこれまでの思考の枠を超えた
発想が湧いてきました。

心の栄養を補給し、
滋養を与え、
ストレスを解消することは、

知識を得る、
スキルを高めるのと同じくらい
価値あることです。

講師としてのパフォーマンスを高め
最高の状態で研修に臨むためには、
心の健康を維持することが欠かせません。

3. 夢中になれる瞬間を探す

切羽詰まった状態や
ストレスのピークでは

自分を満たすアイデアが
なかなか浮かびません。

「誰といると楽しいと感じますか?」
「何をしていると時間を忘れて夢中になれますか?」
自分自身に問いかけてみましょう。

これらの瞬間を意識的に探し
日常的に感じ取り
メモしておくことが大切です。

自分自身の心を大切にし、
積極的な気分転換をすることも
講師のパフォーマンスを高める
大切な時間です。

この時間があなたの未来を形作っていくことでしょう。