「何か新しいことを始めたいけれど、考えすぎて結局動けない……」
そんな風に足踏みしていませんか?
実は、人生を劇的に変える答えは、あなたの「頭」ではなく「心のセンサー」がすでに知っているのかもしれません。


今回は、私が20代で全くの未経験から17年のCA人生を送ることになった、ある本屋さんでの不思議な実体験をお話しします。

直感で行動する

あなたは直感で行動することはありますか。

私は「多くのことを頭で考えて、考えに考えて、
結局は行動しない選択をしてしまう…」
そんなタイプでした。

一方で、これまで何度か
直感を信じて行動したこともあります。

就職活動を控えた大学4年生の頃、
初めて自分の将来を真剣に考えました。

「何がやりたいのだろう?」
考えても考えても
答えは分かりませんでした。
周りの友人が決まっていく焦りとともに
かなり悶々とした日々を過ごしていました。

ある日、
近所の本屋さんに何となく立ち寄りました。

突然、燦然と輝くかのごとく
一冊の本が目に飛び込んできたのです。
真っ赤な表紙の
『日航スチュワーデス試験の傾向と対策』

スチュワーデスは今でいう
CA(キャビンアテンダント)のことです。

これまで
「乗務員になりたい」と思ったことは一度もなく、
航空業界に興味があった訳でもなかったのです。

貧乏学生だった私にとって
3,000円を超えるこの書籍はかなり高価な買い物です。

ですが、全く迷うことなくその本を購入し、
最後のページに記されていた
専門学校に電話をしました。

ドキドキしながら電話の応答を待つと、
やわらかな声が耳に届き
緊張が少し解ける感じがしました。

「あの、私スチュワーデスになりたいのですが、
どうしたらなれますか?」
この言葉を発するのが精一杯でした。

私の不躾な突然の質問に対し、相手の方はこうおっしゃったのです。

「スチュワーデスになりたいと思う人はたくさんいます。
でも、こうして電話をかけて『何とかしたい』と動く人はあまりいないですよ。
行動を起こしたあなたは、
もう半分スチュワーデスになれたようなものです。
一緒に対策をして夢を叶えましょう」

とその方はおっしゃいました。

もちろん、専門学校として
生徒を獲得する目的はあったかもしれません。
ですが、私はこの言葉に強烈に励まされ
暗闇の中に一筋の道が開けた気がしたのです。

この直感に従った行動をきっかけに、私は専門学校で学び、
やがてCAとして17年間
乗務することになるのです。

人生の大きな節目で、頭ではなく直感に従ったからこそ、
私は生涯の「やりがい」に出会うことができたのです。

直感とは

ここで言う『直感』とは、
ただ闇雲に偶然に飛びつくことではなく、
神のお告げでもありません。

何かに関心を持っていれば、脳は瞬く間に周囲の情報をキャッチします。
そして、自分が大切にしている「価値観」と照らし合わせて瞬時に判断する――。
この超高速の思考プロセスが、一瞬にして起きることだと私は捉えています。

頭のブレーキを外し、未来を切り拓く「無意識」の力

なぜ、考え込んでいる時には見つからなかった答えが、
本屋さんで「何となく」立ち寄った瞬間に見つかったのでしょうか。

それは、私たちの「無意識(潜在意識)」が働いたからです。

「何がやりたいか分からない」と頭(意識)で悩んでいる間も、
私たちの心の奥底にある無意識は、
24時間体制で「自分が本当に求めているもの」のアンテナを張り巡らせています。

頭で考えると、どうしても
「私には無理かもしれない」
「お金がかかる」
「失敗したら恥ずかしい」

といったブレーキ(言い訳)が働いてしまいます。
せっかくのチャンスが目の前にあっても、意識がそれを拒絶してしまうのです。

けれど、ふと頭の力が抜けた瞬間、無意識のアンテナが「これだ!」と捉えた情報が、激しい衝動として表れます。それが、私が体験した「真っ赤な本が燦然と輝いて見えた」という瞬間です。

直感とは、あなたの無意識が送ってくれた「人生を変える準備ができたよ」というサインなのです。

キャリアの8割は偶然により決まる

この「直感」と「行動」の関係性を裏付ける、
大好きな理論があります。

20年ほど経ち、
私がキャリアコンサルタントとして学ぶ中で出会った、
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が唱えた
『計画された偶発性理論』です。

変化の激しい現代において、
数十年先を見越し計画を立て、
その通りに進むのは困難です。

クランボルツ教授は、
「個人のキャリアの8割は、予期せぬ偶然の出来事によって形成される」
と見出しました。

大切なのは、ただ偶然を待つのではなく、
「偶然をチャンスに変える行動」
を日頃から起こしているかどうかです。

そのために必要な「5つのマインド」をご紹介します。

  1. 『好奇心』:たまたま立ち寄った本屋さんのように、新しい学びや活動に興味を持つ
  2. 『持続性』:失敗に負けることなく、試行錯誤をやり続ける
  3. 『楽観性』:予定通りでなくても「何とかなる」とプラスに捉えて動く
  4. 『柔軟性』:一つのこだわりや過去の枠に縛られず、変化に対応する
  5. 『冒険心』:結果が100%見えなくても、まずは一歩を踏み出してみる

あの時、もし私が
「3000円は高いな」
「航空業界なんて未経験だし」
と頭で考えて諦めていたら、今の私はありません。

直感を信じて電話をかけたという小さな「冒険心」が、私の17年のキャリアを創り出してくれたのです。

もし、あなたが今、
「何かやりがいのある仕事を始めたい」
「講師という仕事に惹かれるけれど、私にできるかしら」
と、この記事を読んでいるとしたら。

それも決して、ただの偶然ではありません。
あなたの無意識が、新しい未来に向かってアンテナを伸ばしている証拠です。

私とのこの偶然の出会いを、未来へのチャンスとして捉えてみませんか?

「ファーストクラス・マインド講師養成講座」では、
あなたがこれまでの人生で培ってきた無意識の宝物を引き出し、講師として美しく登壇できるよう、個別にトレーニングを行っていきます。

頭のブレーキを少しだけ外して、あなたの「直感」の声を、聴いてみてくださいね。

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山口みほ